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情けは人の為ならず

  • 執筆者の写真: hachi
    hachi
  • 2016年6月10日
  • 読了時間: 2分

私、テレビはあまり見ませんが、「はじめてのおつかい」という番組だけは昔から大好きなのです。

幼い子供たちが人生で初めておつかいに出る姿を取材したドキュメンタリーです。

子供が可愛くて大好きなのももちろんあるのですが、

人が成長する姿や、人間関係の本質なんかを子供たちがダイレクトに体現してくれていて

とても共感でき勉強になるなーと思うのです。

以前の放送では、こんなことがありました。(とは言ってもよくある話ですが)

4歳くらいの女の子で、彼女はおつかいに出るのを渋っていました。

玄関先で何時間もうだうだした後に、お母さんの一言で心を決めたようでした。

それは、「ママと○○(赤ん坊の弟)を助けて!お願い!」という言葉でした。

それから彼女はお母さんと弟のために立派におつかいをやり遂げることができました。

他にも幼い弟妹を連れて行ったり、弟妹の保育園に届け物をしたりするお兄ちゃんお姉ちゃんの話もたくさんあります。

そこでいつも思うのは、「自分がこの人を守るんだ!」と思ったときが最も力を発揮できるんだなということです。

それは大人でも同じことで、友人、恋人、親兄弟、子供、はたまた見知らぬ他人のためでも、

この人を何があっても幸せにする!という心で行動している人は本当に強いです。

「母強し」っていうのもここに起因しますよね。

母親だけじゃなくて、人間て本来そういうものなんだなと思うのです。

女性なんかは守られる側で、「俺が幸せにする!」というプロポーズが本当にあるかは知らないけど、

男性にそういうことを言ってもらうことに憧れていたりするものですが、

それはそれで男性が強くなれて素晴らしいですが、

女性も守られるお姫様願望だけじゃなく、

自ら戦火に飛び込み勝利を収めるジャンヌ・ダルクの精神を持つことが大事だなと思います。

他人のために働くことは、実は一番自分のためになっているものです。

情けは人の為ならず。

そういう生き方をしたいです。

 
 
 

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